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小児整形外科

小児整形外科とは

小児整形外科は、成長期にある子どもを対象とした整形外科です。大人と異なり、発達段階にある子どもの病気やけがを、成長過程をよく踏まえながら治療し、後遺症などが残らないように配慮いたします。

お子様の骨折や打撲、捻挫など

子どもに特有の疾患は、一般整形外科ではなく、小児整形外科に詳しい専門医が診療したほうが好ましいケースが少なくありません。
お子様が骨折や打撲、捻挫などのけがを負ったときをはじめ、O脚・X脚、先天性の内反足や股関節脱臼、オスグッド病、成長痛など整形外科領域の疾患がみられましたら、また何か体で気になることが出てきましたら、なんでもお気軽にご相談ください。

先天性内反足はご相談ください

先天性内反足

当院は、小児の整形外科領域の疾患の中でも、先天性内反足の治療に尽力しております。先天性内反足とは、出生時より足の変形がみられる疾患で、はっきりとした原因はわかっていませんが、足を構成しているいくつかの骨の形態や骨どうしの配列に異常がみられます。男児によく見受けら、約半数は両足、そして片足の場合は2:1の割合で右側に多いと言われています。全身的な疾患があって、その病気の一症状になることもあります。

症状としては、足部(足首からつま先)が内側に反って、両足に見られるようであれば足の裏が向かい合っていたり、足が下を向いて足の裏が凹んでいる、といった状態になっています。何もせず放置していると普通に歩行することが困難になりますので、早期からの治療が大切です。

Ponseti法による治療について

当院では、先天性内反足の治療にはPonseti法を用いております。これは、イグナシオ・ポンセッティ博士が考案した治療法です。最初は矯正ギプス治療で5~7日に1回程度の通院でギプスを巻きなおします。そして、矯正ギプスによりつま先が外を向いた状態だけになったら、多くの場合アキレス腱を切る手術を行います。手術は局所麻酔下で行われるので、日帰りで可能です。アキレス腱の切腱が必要ない場合もありますが9割以上の患者様が行っています。

最後のギプスは3週間装着し、その後は変形が再発しないように足外転装具を装用します。装具の装用は、最初の3ヵ月は入浴時以外は1日中装着し、その後は少しずつ装用時間を縮めて就寝時、午睡時の12~14時間の装用になります。装具での維持は状態によりますが4歳~6歳ころまでです。

主な小児整形外科領域の疾患(先天性内反足を除く)

O脚 がに股のような状態ですが、2歳くらいまでは多くの子どもが軽いO脚です(生理的O脚)。しかし、成長とともに自然に矯正されるため、ほとんどは心配いりません。ただ、歩き始めた頃にO脚が目立つようなら、それはクル病のせいかも知れませんので、一度受診なさってください。
X脚 両膝が外反した状態で、左右の膝の内側をそろえても、左右の内くるぶしが接しない状態です。両足のくるぶしの間が開いて両脚がアルファベットの「X」に見えます。通常は2歳頃からX脚となり、7歳頃には成人の脚になってきますので、7歳以降のX脚には注意が必要です。
側弯症 背骨(脊柱)が左右に弯曲した状態になる病気です。曲がりの程度がひどいようなら、治療が必要です。小学校高学年から中学校くらいの女子によく見られます。
発育性股関節形成不全
(先天性股関節脱臼)
先天的に股関節が不安定で、そこに何かしらの原因が加わって股関節が外れたりすることもある、不安定な状態です。女児に多く見られます(男児の約10倍)。乳児期では大腿の皺に左右差があったり、下肢の長さが不揃いであったり、股関節がかたくて開かないなどの症状が見られます。発見が遅れた場合、歩き始めが遅く、足を引きずるようにしているなどの症状があります。
ペルテス病 大腿骨の骨頭と呼ばれる箇所の血行が悪くなり、一時的に壊死をきたすと考えられている疾患です。3~6歳くらいの男児によく見られます。最初のうちは股関節の痛みが軽いため発見が遅れることが時々あります。壊死部が正常に回復するまで、装具などを用いて治療します。
オスグッド病 脛骨結節(お皿の下の骨)が徐々に突出してきて、痛がります。赤く腫れたり、熱を持ったりもします。休めば痛みは消えますが、スポーツを始めると再発します。発育期のスポーツ少年・少女に多く見られます。
いわゆる成長痛 夕方から夜の時間帯に主として膝の周囲を痛がりますが、朝になるとけろっとして痛みを訴えません。痛みの原因はよくわかっていませんが、夜間だけであれば、心配いらないでしょう。しかしながら小児期に下肢痛を訴える疾患には他に重い病気も多数あります。昼間も痛がる、歩き方がおかしい、次第に痛みが強くなる、といった場合は注意が必要です。
若木骨折 まだ骨の軟らかい子どもに多い骨折で、ポキリと折れずに、千歳飴が曲がったような状態になります。手首の骨折によく見受けられます。外から見て手が曲がってしまっていても、触らなければあまり痛がらないことも多いため、小さい子どもでは特に注意が必要です。骨端線(骨が成長する時に伸びる箇所)の部分を骨折で損傷すると、骨の成長が止まったり、変形をきたしたりすることがあるので、注意が必要です。
診療科目
整形外科
住 所
〒182-0002
東京都調布市仙川町3-2-4
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アクセス
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