予防接種について
予防接種は、二種混合(DT)、麻しん風しん(MR)、インフルエンザ(小児)、インフルエンザ(成人)、おたふくかぜ、水痘、A型肝炎、B型肝炎、子宮頸がん、新型コロナを行っています。
また、調布市の先天性風しん症候群対策事業について、抗体検査、予防接種が対象者を拡大して実施されることになりました。対象者は抗体検査、予防接種ともに、
ア 妊娠を予定または希望する女性(現行)
イ 妊婦の同居者(拡大)
ウ アの同居者(拡大)
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予防接種の費用
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水痘9,900円(税抜価格9,000円、消費税額等900円)
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おたふくかぜ6,600円(税抜価格6,000円、消費税額等600円)
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おたふくかぜ
(一部費用助成)
3,000円(税抜価格2,728円、消費税額等272円) -
麻しん風しん混合MR9,900円
(税抜価格9,000円、消費税額等900円) -
麻しん風しん混合MR
(一部費用助成)4,000円
(税抜価格3,637円、消費税額等363円) -
風しん6,600円(税抜価格6,000円、消費税額等600円)
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高齢者インフルエンザ自己負担 2,500円
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インフルエンザ
(3歳未満)4,400円(税抜価格4,000円、消費税額等400円) -
インフルエンザ
(3歳以上)5,500円(税抜価格5,000円、消費税額等500円) -
A型肝炎6,050円(税抜価格5,500円、消費税額等550円)
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B型肝炎6,050円(税抜価格5,500円、消費税額等550円)
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二種混合(DT)6,813円(税抜価格6,194円、消費税額等619円)
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帯状疱疹
水痘ワクチン9,900円
(税抜価格9,000円、消費税額等900円) -
帯状疱疹
水痘ワクチン
(一部費用助成)5,900円
(税抜価格5,364円、消費税額等536円) -
帯状疱疹
シングリックス27,500円
(税抜価格25,000円、消費税額等2,500円) -
帯状疱疹
シングリックス
(一部費用助成)17,500円
(税抜価格15,910円、消費税額等1,590円) -
高齢者肺炎球菌8,800円
(税抜価格8,000円、消費税額等800円) -
高齢者肺炎球菌
(一部費用助成)3,800円
(税抜価格8,000円、消費税額等800円、
助成額5,000円) -
女子子宮頸がんワクチン全額助成
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女子子宮頸がんワクチン
(全額自己負担) 33,000円
(税抜価格30,000円、消費税額等3,000円) -
男子子宮頸がんワクチン
(一部費用助成)4,400円
(税抜価格4,000円、消費税額等400円) -
男子子宮頸がんワクチン
(全額自己負担) 22,000円
(税抜価格20,000円、消費税額等2,000円)
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抗体検査の費用
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麻しん7,990円(税抜価格7,263円、消費税額等727円)
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風しん EIA3,300円(税抜価格3,000円、消費税額等300円)
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風しん HI2,200円(税抜価格2,000円、消費税額等200円)
※風しんは女性は公費負担、調布市では同居者も公費負担になります。
新型コロナワクチン接種の費用
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新型コロナワクチン
(費用助成)自己負担 2,500円 -
新型コロナワクチン
(全額自己負担)16,500円
(税抜価格15,000円、消費税額等1,500円)
1. 接種日に満65歳以上の方
(注)誕生日の前日から接種可
2. 接種日に60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の高度の障害により身体障害者手帳1級をお持ちの方、診断書により同程度の障害があると認められる方
(注)上記2に該当しない64歳以下の方が65歳の誕生日前に接種した場合は全額自己負担です。 -
公費補助対象者
水痘 | 1~2歳 |
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おたふくかぜ | 1歳台に1回 |
B型肝炎 | 3回 |
二種混合(DT) | 11~12歳 |
肺炎球菌 | 65歳以上 |
インフルエンザ | 65歳以上 |
女子子宮頸がんワクチン | 小学6年生〜高校1年生、高校2年生〜平成9年生まれのキャッチアップ接種 |
男子子宮頸がんワクチン | 小学6年生〜高校1年生 |
新型コロナワクチン | 1.接種日に満65歳以上の方 2.接種日に60歳以上65歳未満の方で心臓・腎臓・呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の高度の障害により身体障害者手帳1級をお持ちの方、診断書により同程度の障害があると認められる方 |
インフルエンザワクチンについて
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症で、このウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。併せて普通の風邪と同じように、喉の痛み、鼻水、せきなどの症状も見られます。
インフルエンザワクチンの接種時期
インフルエンザワクチンは、接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本では、インフルエンザが例年12月~翌3月頃に流行することを考えると、毎年12月中旬頃までに接種するのが望ましいでしょう。
肺炎球菌ワクチンについて
肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こした状態です。がん、心臓病に続いて、肺炎は日本人の死亡原因の第3位を占めています。高齢者や基礎疾患を持っている方などは肺炎に罹りやすく、しかも治りにくい傾向がありますので、特に注意を要します。
肺炎球菌ワクチンの接種で予防
肺炎を予防するためにできることの一つに、肺炎球菌ワクチンの接種があります。肺炎の原因菌で最も多いと見られるのは、肺炎球菌です(大人の肺炎の20~40%は、この菌が原因と言われます)。肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます(※すべての肺炎を予防できるわけではありませんので、ワクチンを接種したからといっても、うがい・手洗い・口腔衛生など日常生活上の予防対策は怠らないでください)。
5年以上の間隔を空けて接種
接種は、1年を通していつでも可能です。ただし、接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。接種の年月日は、忘れないようにメモに残しておきましょう。
また、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛んだりすることがありますが、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなど、体調に変化が生じた際は、すぐにご相談ください。
インフルエンザワクチンとの併用接種
インフルエンザワクチンの接種を併せて行うことは、肺炎予防の強化につながります。そのため、肺炎の予防には、肺炎球菌ワクチンだけでなく、インフルエンザワクチンの併用接種が推奨されています。
成人用肺炎球菌ワクチンの接種が奨められる人
- 65歳以上の方
- 養護老人ホームや長期療養施設などに居住されている方
- 慢性の持病をお持ちの方(COPD等の呼吸器疾患、糖尿病、慢性心不全、肝炎や肝硬変等の慢性肝疾患など)
- その他(病気や免疫抑制療法のため感染症に罹りやすい状態にある方、脾臓摘出などによる脾臓機能不全のある方など)